足湯につかりながら

最近、近くにコンビニがないから不便。
近くに〇〇がないから不便。などと不便なところをやたら探してる気がします。

先日、天童温泉に行った時もやはり近くにコンビ二がない、〇〇がない。と会話をしていました。
天童温泉は明治時代に農業用用水路を作っている時に偶然湧き出た温泉で
結構な街の中にある温泉です。

近くには繁華街や有名な蕎麦屋さんがあります。
でも、コンビニはありません。

そんな、温泉街のあずま荘という宿に一泊した時の話です。

天童温泉のあずま荘の建物の前には公共の足湯があります。
日中、足湯に入っていると気温と湯の熱さでのぼせ倒れそうになりました。

夜になれば気温も下がりちょうどよくなるのでは?と思いまた夜にチャレンジすることにしました。
夜、食事も済み涼しくなったところでもう一度足湯にチャレンジしてみましたがやはり熱いです。笑

夜の静かな温泉街を眺めながら、足湯の熱さに耐えて寛いでいたら年配の方が3人登場しました。
山形弁でよくしゃべる男性の人と話していると、「これから、語り部始めるがらきいでいってけれ」ということでした。

語り部といえば、『とっぴんぱらりのぷ〜』で締めくくられる昔話。
懐かしさのあまりワクワクして待っていると「むかーし、むかーし」と始まり
子供の頃、聞いたことのある懐かしさからか、心の奥底からこみ上げるものを感じ
あっという間に語り部はおしまい。
3人の方の話を聞きました。心が洗わられる気持ちになり
最初に、コンビニがない、〇〇がないなどと言っていた自分が恥ずかしくなりました。
自分の愚かさを痛感する旅になりました。。。

ちなみに語り部は4月から9月までの6ヶ月間、毎週土曜日に足湯で開催してるそうです。
興味のある方は是非聞いてみてください!!

2019.06.07

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